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May 15, 2006

血と骨(上下)

梁 石日 著 幻冬社文庫(2001) 1998年の作品。

映画は未見。
圧倒的な迫力で一気に読まされた。
もう、めちゃくちゃな主人公のめちゃくちゃな物語なんだけども、戦前〜戦後の大阪(特にごちゃごちゃしたところ)、そして朝鮮から来た人々の人生が、リアリティを持って迫ってくる。
途中見たくない物をむりやり見させられているような感じもしたけれど、読後はあまりいやな気持ちはしないのが不思議。

Posted by HIMEMARU : May 15, 2006 09:17 PM

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